-
第3章28ページ「Gefühl」
「なぁ……レコード……だっけ……?あの子とか……エフェクトって奴も……けっこうそれぞれのモニターと仲良くやってる感じなのに……なんでお前だけ、いっつもそんな態度なんだよ?」 ……少し…… ...
-
第3章27ページ「fliehen」
「なんだこれ……エレベーター?」 「そうらしい。ただし、動くのは横で――しかも、かなりの速度だと――おおおっ!?」 それはモーリから聞いていた10番ターミナルから<牢獄>へ ...
-
第3章26ページ「Basis」
気絶して倒れたイルヴィーを確認しながら、私はヨッシーとマリを振り返った。 「……あちゃー……すまない、とっさの事で打合せができなかった。私が悪いんだが……その……マリの上からどいてくれな ...
-
第3章25ページ「Distanz」
ヨッシーが叫びながら壁を指さし――その瞬間、爆音と共にその壁が吹き飛んで――それは現れた。 『グゥオオオオオオオオオーーッ!!!!』 「……はっ……こりゃ、ダメだ。間近で見 ...
-
第3章24ページ「Umleitung」
「急いでたんで無理させちまったんだが……早々に着替えてもらうべきだったよ、その悪趣味な服」 「ほ・ざ・け」 憎々し気にイルヴィーは私を睨む。その鼻には大きなバンソウコウが貼 ...
-
第3章23ページ「Management」
私はスマホ通話を切ったフリをして、ポケットに戻す。そしてオールバックと阿藤君に向き直った。 「……やあ、阿藤君。なんだかもう、はじめましての気はしないな。もし良かったら私もヨッシーって呼 ...
-
第3章22ページ「Speicher」
「じゃが……その話がホンマじゃとしたら……何人かが戻ってもどうにもならんかもしれんのう。魔法使いっちゅー話なんじゃろ?」 「魔法使い……?なんだいそれ、もう襲撃者の特定ができたのかい?早 ...
-
第3章21ページ「Beurteilung」
「……やる気なくしちゃったようだけど……ここで終わりにするのもなぁ……どうしよ?悪役としてはかるーく性的暴行とかしてみる?」 【え、それ面白そう!あ……でもさ……なんかそろそろモニタリン ...
-
第3章20ページ「Schurke」
【うわー……こっちからだと何がなんだかわかんないけど、すっげー!】 「あーそうか……ちゃんと見えるように戦わないとつまんないよね。ごめんごめん」 「……くっ……」 &nbs ...
-
第3章19ページ「Leistung」
「うん。又三郎って名前だったっけ、その木刀」 【あ……そうか、空飛ぶ木刀か!ハリポタのほうきみたいな感じか!】 その通り。自らは全く動く事なく、木刀に押されるようにして移動 ...