第1章

第1章12ページ「 Verhandlung」

腹部が……熱くなって……嘘……こ、こんなとこで……あたし……。   「……悪く思わんでくれや」   オールバックの盲羅が手振りで背後の男達をうながす。 男達は次々に懐から銃を取り出 ...

第1章11ページ「Infektion」

不意に横にいたヨッシーが声を上げた。「だって……”勝つ”奴につかなきゃ意味ないんだし。逆に勝ちそうにもない奴は殺したほうが得だろ。その貢献を”勝つ”奴に認められたらおこぼれもらえる可能性上がるし」 & ...

第1章10ページ「Preis」

「――でね。このツクモの使い方とかもウチの先祖が25時の世界に関わった時に教わったものらしいんだよね。で……25時の世界への入り方も一緒に伝わってて……あたしは、その儀式をしてこの世界に来たってわけ」 ...

第1章9ページ「Legende」

【あ、あたしは……ノイズ……です……】   ……ノイズ……ね……。   「君達の名前ってさ……自分で決めてるの?」   【いえ……決められ……ました】   ―― ...

第1章8ページ「Verantwortliche」

「えっと……ごめん。あ……俺、そうか……それと……ありがとう。なんか、たぶん君のおかげで助かった」   「いいよーヨッシー。あたしも助けてもらったし!チャラって事で!」   「え… ...

第1章7ページ「Junge」

少女は両手を頭上にあげ木刀をつかみ……その木刀が……空を……飛んで……いる……!?!? 時計台から宙を舞い、そのまま隣接していたビルへ――って……   「うあ……待って又三郎!ぶ、ぶつか―― ...

第1章6ページ「Sprung」

「え……ゲーム……?」   【まぁ……そういう事かもね】   まるで他人事そのものの口調でボイスが応えた。 いや……こいつには本当に他人事なのかもしれない。   【でも… ...

第1章5ページ「fliehen」

「いや……ダメ……だろ。……アレは……ダメ、だ……」 俺は思わずそうつぶやいていた。【え?】という脳内の少年の声にも今は応じている余裕なんか無い。   そのハンターとやらの姿を見た瞬間……俺の中の本能 ...

第1章4ページ「Verfolger」

「――っ!?ぐふっ!な……?」   「1回見捨てようとしたじゃん!!クズ野郎!!」   「……知って……?」   【――説明の続きだ、オトウノリヨシ。モニタリング中の人間 ...

第1章3ページ「Vernichtung」

  【――と、いう事らしいけど?】   「……いや、だとしてもこの距離であんなの相手に俺が何できるってんだよ……」 【さっきの説明の続きだけど、君達にはそれぞれ特性にあった武器が1 ...

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