第3章

第3章20ページ「Schurke」

【うわー……こっちからだと何がなんだかわかんないけど、すっげー!】   「あーそうか……ちゃんと見えるように戦わないとつまんないよね。ごめんごめん」   「……くっ……」 &nbs ...

第3章19ページ「Leistung」

「うん。又三郎って名前だったっけ、その木刀」   【あ……そうか、空飛ぶ木刀か!ハリポタのほうきみたいな感じか!】   その通り。自らは全く動く事なく、木刀に押されるようにして移動 ...

第3章18ページ「Schwertkunst」

「そっか……君が……頭おかしいってイズちゃんが言ってた……モニターかぁ」   「うん、そう。それそれ。まぁ実のところお姉さん自体にはあんまり罪は無いんだけど……やっぱ、この場合はお姉さんに償 ...

第3章17ページ「schlechter Typ」

【……馬鹿な……事……】   自分の声の反響のように、エコーの声が脳内に響く。   「強い力を持つ者は、自分の思想を他人に強制できる。弱い者がそれに抗うのは難しい。だが……それでも ...

第3章16ページ「schwach」

【正義……正義……?】   脳内でエコーが何か訴えかけるように言葉を出していた。   今までになかった反応だ。   「そう、正義だ」と俺は言う。モーリに?エコーに?あるい ...

第3章15ページ「Geschicklichkeit」

モーリが通路の先で声を上げ、俺と八神改はそれに従った。   「――ま、いい。ひとまず必要な事からやってしまおう。いいかユーダイ、今君の視覚と聴覚は白木さんと繋がっている。だから今から君を通し ...

第3章14ページ「rational」

「な……こんな状況でそんな思考になるわけねーだろ!」   「あーまぁまぁともかく。そんなわけで、こっちは大丈夫だから」   むしろヨッシー達が事務所から出て人数が減るんだったら…… ...

第3章13ページ「Grund」

「俺は……光なんてあてられたって……さっきだって……ただビビってただけだし」   「……本当にビビってるの?」   「――え?」   ヨッシーは驚いた顔をして、こっちを見 ...

第3章12ページ「Hängebrücke」

「は!ヨッシーだってちらちらあたしの太もも見てるくせに。そーゆーの、全部バレてんだからね」   そう言ってにまーっと笑うと、ヨッシーは漫画か?と思うほどに真っ赤になった。   「べ ...

第3章11ページ「Umriss」

誰かの、やや必死に呼びかける声が――あたしの意識を呼び起こしてくれた。   「……ん……あ、ヨッシー……」   「いや……『あ、ヨッシー』じゃねえって……」   文句を言 ...

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